2018-2019進学コース入学案内
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コース紹介 ▼学習の内容と期間(レベル別日本語クラス) 日本の大学院・大学・専門学校に進学するために必要な日本語能力の基礎を養成することを目的とし、進学コースの核になるクラスです。レベルは6段階に分けられ、学生はそれぞれのレベルに合ったクラスで、バランスよく日本語能力を高めていくことができます。入学初年度はまず日本語能力試験N2合格を目標にし、この目標に到達したら、続いて日本留学試験の日本語科目における高得点および日本語能力試験N1合格を目指します。 レベル(学習期間) 学習内容 初級A(3か月) かなの読み書きの復習から始め、基本的な発音と表記を指導します。さらに、基本的な語彙と文型の習得を中心として、短い日常会話と初歩的な内容の短文を読み書きできるようにし、バランスのとれた日本語の基礎を身につけます。JFスタンダードA1レベルの日本語運用力が到達目標です。 初級B(3か月) やや高度な語彙と文法を習得しながら、平易な書き言葉の読み書きに習熟します。また、さまざまな場面に応じた会話ができる能力を身につけます。さらに、ある程度まとまった意見が述べられるようスピーチの指導をします。JFスタンダードA2レベルの日本語運用力、および日本語能力試験N4合格(非漢字圏)あるいはN3(漢字圏)合格レベルが到達目標です。 中級(6か月) 主として書きことばで使われる語彙と文法を学習します。ドラマや映画に現れる日常的なテーマについて、話の要点を聞き取ったり、自分の関心にしたがって話を展開しながら、自分の考えを平易な文でまとめる練習をします。JFスタンダードB1レベルの日本語運用力、および日本語能力試験N3合格(非漢字圏)あるいはN2(漢字圏)合格レベルが到達目標です。 中上級(6か月) 教科書を使いながら、さらに高度な語彙と文法を学習します。社会的な問題や時事的なトピックについて、話の要点を聞き取ったり、論理的に説明しながら、一般的な論点について論理的な文をまとめる練習をします。JFスタンダードB2レベルの日本語運用力、および日本語能力試験N2合格(非漢字圏)あるいはN1(漢字圏)合格レベルが到達目標です。 上級A(3か月) やや専門的な語彙と高度な書き言葉の文法と言い回しを学習します。教科書を使って、さまざまな文章を読み書きし、内容について討論しながら、大学等に進学する上で必要となる日本語の基礎を養成します。日本留学試験および日本語能力試験N1おける高得点が到達目標です。 上級B(3か月) 新聞、ニュース、エッセイ、統計資料などの生きた教材を用い、専門的な内容を理解する読解力と聴解力を養成します。また、特定のテーマについて調べ、口頭で発表し、レポートに書く能力を身につけるため、総合的な演習を行います。大学等で研究する上で必要となる日本語の基礎の習得が到達目標です。 レベル別日本語クラス

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