卒業生(張彪さん)の近況紹介

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卒業生(張彪さん)の近況紹介

2011年度卒業生の張彪さん(山形県在住)を訪問する機会がありましたので、彼の近況をご紹介します。張彪さんは本学院から山形大学大学院理工学研究科へ進学し、修士課程を修了後、地元の会社に就職し、現在システム開発の仕事をしています。就職先であるNDソフトウェアは医療・福祉関係ソフトウェア開発の大手で、今回、外国人雇用についてインタヴューの申し込みをしたところ、快く応じていただき、8月18日の午後、人材開発部の大内部長にお話を伺うことができました。内容はQA形式になっていますが、私(門中)の記憶に基づきまとめたもので、大内部長のお話をそのまま記しているわけではありませんので、この点はお間違いないようにお願いします。将来は日本のIT業界で活躍するのが夢という留学生の皆さんのご参考になれば幸いです。(門中記)

Q: 貴社で正社員として雇用されている外国人社員はどのくらいですか?

A: 全社員の1%に満たないのが現状です。

Q: 特に外国人を雇用される目的はなんですか?

A: ソフトウェアの開発やメンテナンスが中心の会社ですので、必要な日本語能力があり、さらに技能とセンスがあれば、特に国籍は問わないのですが、外国人社員に期待するのはセンスの部分です。というのは、やはり日本人社員だけでは発想が硬直しがちなので、人材の多様化が互いの刺激になり、全体の活性化につながることを期待する面が大きいと思います。

Q: 高齢者福祉はこれからアジアの各国でも大きな社会問題になることは必然ですので、貴社が開発されるソフトウェアの市場の拡大を視野に入れて外国人を雇用されている面はないのですか?

A: もちろん「ない」とは言えませんが、人材の多様化がまず第一の目的で、それは現在の目的ではありません。

Q: 雇用されている外国人はどんな仕事をしていますか?

A: 主にシステム開発部門です。IT業界ではこの部門はかなり人材不足の状態であると言っていいかと思います。

Q: 張彪さんの場合、国立大学大学院の修士課程を修了後に貴社に就職していますが、外国人の採用基準を教えてくださいますか?

A: 大学院卒でなければ採用しないということはありませんが、現在は幅広い視野や柔軟な発想を重視ということで、結果的に高学歴者を採用する結果になっています。大手企業になればなるほど、その傾向は強いでしょう。

Q: 日本で必要な資格を取得すれば、母国での学歴を認めるということはありませんか?

A: IT関連では「基本情報処理技術者試験」および「応用情報技術者試験」という二つの国家試験があり、当然「応用」の方の認知度は高く、合格すれば就職に有利ですが、わが社の場合は「技能」だけを重視するわけではないので、必須ではありません。就職後に取得することも可能でしょう。国家試験のほかにマイクロソフト社やオラークル社が実施する検定試験も認知度は高いと思います。ですから、日本に来て専門学校等でこれらの試験に合格し、日本の会社に就職するケースもあるかもしれません。ただ、わが社の場合は日本の大学か大学院を卒業した留学生を採用する結果になっています。

 

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