教職員(姜講師)の研究活動紹介

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教職員(姜講師)の研究活動紹介

本学院の姜紅祥専任講師(大学院進学、生活指導担当)が調査のため、欧米三カ国を訪問されましたので、ここでご紹介します。かなり過酷な旅行になったようですが、お疲れ様でした。

=====姜講師より=====

8月6日から18日まで、2014年度から3年間にわたる科研プロジェクト(龍谷大学)の一環として、欧米における華人・華僑の実態調査を実施しました。今回は、イタリア、オランダ、アメリカの3カ国に行って、ローマ、フィレンツエ、アムステルダム、ニューヨークの4都市で華人・華僑の事業状況、企業と個人間のネットワークを考察したものです。

今回の取材先は、ローマ市内中心部とフィレンツエ近郊のプラット、アムステルダム中央駅付近、ニューヨーク・マンハタン周辺にあるチャイナタウンを中心にしました。これまで日本の京都と大阪と神戸でも同じ目的で調査を行いましたが、実際に欧米の現地に行ってみると、華人・華僑が大いに活躍したことに驚きました。チャイナタウンの規模が日本よりはるかに大きいだけではなく、中華レストランの経営という伝統産業を超えて、華僑たちはすでに多くの産業に参入し、現地国経済の一翼を担う大きな役割を果たしています。例えば、イタリア・プラットは、最近の10年の間に欧州アパレルや靴の生産・販売基地にまで成長しており、そこには中国人が経営する数千社のアパレル関連企業があり、デザインから小売まで、サプライチェーンのすべての部分に従事しています。それに対して、イタリア地元のアパレル製造企業は、もはや数社しか存在せず、一次卸や二次卸に転身しました。もちろん、華僑・華人の成功の裏には、個人の勤勉さや努力が欠かせないものの、相互の緊密なネットワークと連携が最大の武器ではないかと思われます。

短期間で3カ国、しかも西回りの世界一周の航空チケットを使って移動したため、移動するたびに時差が加わり、かなり過酷な仕事でした。しかし、海外で活躍している中国人を取材することは、同じ中国人である自分にとって大変刺激的であり、今後の研究や教育にとっても大変有益でした。(姜記)

 

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