京セラ本社を見学しました。

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校外学習

京セラ本社を見学しました。

学校のすぐ近くに京セラ本社があります。京セラはテレビのブラウン管に使うファインセラミック部品の製造からスタートした企業です。50数年に及ぶ成長を経て、今や世界に253の子会社や事業所を持つグローバル企業になり、電子機器、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミックなどの分野に進出したコングロマリット企業になっています。また言うまでもなく、その創業者である稲盛和夫氏は、松下幸之助氏(パナソニック創業者)、本田宗一郎氏(本田技研工業創業者)、盛田昭夫氏(ソニー創業者)と並んで「経営の神様」と称され、その経営手法である「アメーバ経営」は世界的に知られています。ですから、ここは日本の企業経営や理念にふれる絶好の場所ですが、大学院進学クラスのメンバーが志望する大学院に合格し、落ち着いて勉学に取り組める余裕が生まれるまで、なかなか見学を実施することができませんでした。今、ようやく何人かが入学試験に合格し、ほっと一安心している時期なので、ゆっくり見学するゆとりも生まれました。これから日本の大学院で経営を学ぶ皆さんは、表面的にではなく事象の真髄を究明する研究活動を始めます。今からプロフェッショナルな心構えで勉強していきましょう。(姜記)

 

琵琶湖バーベキュー会を行いました。

夏休み前の最後の授業として、琵琶湖畔のキャンプ場をお借りして、バーベキュー会を行いました。実は、校外学習で滋賀県に行くのは、学校としても始めてです。それに、準備も大変だろうと覚悟していたのですが、インターネットで「らくらく出張バーベキュー」というサービスを見つけ、さっそく連絡してみると、場所の選定、送迎バスの手配、必要器材と食材の決定が電話一本で終わりました。

当日、火を起こすところまですべてお任せでやっていただけるので、少しの時間キャンプ場がある公園内を散歩などしてから、いよいよ焼き始めます。ご近所のことをまったく気にしないでバーベキューが焼けるのは爽快ですが、何分7月下旬のことですので暑さも半端ではありません。テントの下で座っているだけで汗がにじみ、コンロのそばとなると猛烈に汗が噴き出します。そんな中、全員の胃袋が満たされるまで頑張って焼いてくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。(門中記)

 

名古屋へ工場見学に行きました。

大学院進学クラスには経営学専攻を希望する学生が多いので、日本の企業技術や企業文化を体験理解するために、機会があれば工場見学を行います。ロシアから来た短期コースの学生も飛び入り参加して、今回は世界最大の自動車企業であるトヨタ自動車の本拠地、名古屋へ行きました。とはいえ、せっかく名古屋まで来たのですから、スカイプロムナードや名古屋城観光もして名古屋の魅力に触れました。

第一日目は産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)を見学しました。絶えざるイノベーションによって成長を続けてきたトヨタグループの原点は、自動紡織機の分野で築かれた管理ノウハウや理念にあり、それが後の自動車事業での大きな発展と躍進につながったことなど、目からうろこの内容がいっぱいでした。

第二日目は名古屋城を見学しました。ここでとくに学生たちが感心させられたのは、優しいボランティアのガイドさんでした。ユーモアを交えて語るこのガイドさんの説明は、ときには爆笑を誘い、ぐいぐいと引き込まれるようでした。最後には「学校の授業よりはるかに面白く、役に立つ」という意見まで飛び出す始末。有意義な二日間でした。(姜記)

 

新入生歓迎行事(伏見散策)を実施しました。

毎年、新入生が来日したときには、すでに学校周辺の桜は散っていますが、伏見区深草の藤森神社にはまだ八重桜が咲いているとのことで、学校から歩いて行ってきました。さらにその足で伏見稲荷大社(おいなりさん)を参拝。さすがにここは外国人観光客が多く、本殿に通じる鳥居の下ではイタリア語を話す集団が何やら議論していました。本殿前で集合写真を撮ると、さっそく千本鳥居をくぐりながら、「一の峰(稲荷大社の一番高いところ)」を目指します。…と思ったのですが、「三ツ辻」辺りで所要時間と体力の見通しに重大な誤算があったことが判明。やむなく引き返しました。無念。(門中記)

 

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