旧暦では「大晦日」に当たりますが、翌日は週末で学校は休みなので、2月9日に「春節宴」を行いました。趣旨としては、それぞれの母国で旧正月に食べる代表的な料理を学校で作り、正月の気分を日本で感じると同時に、他国の正月の雰囲気も少し味わおうというねらいです。15年前の学生たちと比べると、最近の学生は明らかに料理作りに慣れておらず、冷凍肉の解凍時間をまったく計算に入れていなかったり、大きな鍋を用意してもカセットコンロでは火力が弱すぎることを想定していなかったり、実は調理済みの冷凍食品を買ってきて温めただけの手抜きをしている等、昔の見事に段取りが良かった学生たちが懐かしいです。しかし、多くの学生たちには、みんなで楽しい一時を過ごそうとする精神がまだ失われてはいないことも事実である気がして、少しほっとしました。
2024年02月19日|カテゴリー:課外活動