大学院進学クラスには経営学専攻を希望する学生が多いので、日本の企業技術や企業文化を体験理解するために、機会があれば工場見学を行います。ロシアから来た短期コースの学生も飛び入り参加して、今回は世界最大の自動車企業であるトヨタ自動車の本拠地、名古屋へ行きました。とはいえ、せっかく名古屋まで来たのですから、スカイプロムナードや名古屋城観光もして名古屋の魅力に触れました。
第一日目は産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)を見学しました。絶えざるイノベーションによって成長を続けてきたトヨタグループの原点は、自動紡織機の分野で築かれた管理ノウハウや理念にあり、それが後の自動車事業での大きな発展と躍進につながったことなど、目からうろこの内容がいっぱいでした。
第二日目は名古屋城を見学しました。ここでとくに学生たちが感心させられたのは、優しいボランティアのガイドさんでした。ユーモアを交えて語るこのガイドさんの説明は、ときには爆笑を誘い、ぐいぐいと引き込まれるようでした。最後には「学校の授業よりはるかに面白く、役に立つ」という意見まで飛び出す始末。有意義な二日間でした。(姜記)
2013年06月14日|カテゴリー:校外学習