2014年11月03日 |カテゴリー:校外学習
日本の企業、産業、社会を理解するため、大学院進学クラスでは10月31日と11月1日の二日間、名古屋・伊勢を見学しました。この2つの場所を選んだのには、当然わけがあります。日本の代表的な自動車メーカーであるトヨタグループは名古屋にあり、トヨタの歴史的変遷と管理方式を勉強するために名古屋を選びました。また、三重県の伊勢市には伊勢神宮があり、「日本人の心のふるさと」と呼ばれていますので、ぜひ行きたいとの要望があったからです。
今回の校外見学では、近鉄(近畿日本鉄道)の週末フリーきっぷを利用し、3日間の自由乗り降りができますので、交通費を安く抑えることができました。旅の一日目は、三重県経由で名古屋に着き、そこから徒歩でトヨタ産業技術記念館に行き、さらに名古屋城を散策しました。トヨタ産業記念館では、紡績機と自動車という産業機械の制動原理について皆さんは非常に興味津津で、それに加えてトヨタ方式の実例も展示され、大変勉強になりました。ただ、ここでかなり時間を使ったため、名古屋城をゆっくり見学できなかったのは少し残念でしたが、幸い第67回名古屋城菊花大会がちょうど開催されるので、各種の華やかな菊を鑑賞することができました。夜は名古屋名物の焼き手羽先をお腹いっぱい食べて、第一日目の終了です。
旅の二日目は近鉄に乗り、伊勢神宮参拝と伊勢志摩風景を楽しみました。まず内宮、次に外宮、そしてJR線に乗り換えて夫婦岩(めおといわ)に。伊勢神宮の壮大さや厳かさ、そして式年遷宮に感動したのは、皆さん共通の体験でしょう。一方、独身の皆さんは夫婦岩でお祈りしていましたが、何を祈ったのでしょうか。
残念ながら、今回の校外学習では天候が悪く、かなり雨が降りましたが、忘れられない楽しい思い出もたくさんできたと思います。京都に戻ってからモードを換え、学習に専念してください。(姜記)
2014年09月09日 |カテゴリー:校外学習
日本の産業と社会を理解するために、大学院進学クラスでは積極的に日本有名企業の見学を行います。学校と距離的に近い世界的な企業といえば、やはり京セラですので、今回も見学先はこの企業を選びました。
周知のように、中国でも京セラは知名度が高く、創業者の稲盛和夫氏がその得意とするアメーバ経営によって京セラを町工場からグローバル企業に育てきたプロセスが熱心に研究されています。しかし、稲盛会長が企業を成功に押し上げた裏には、車の両輪のように独自の経営哲学と人生哲学が欠かせなく、アメーバ経営など具体的な経営手法よりもその京セラ・フィロソフィーが最重要因だと思われます。そのため、今回の見学の中心は、従来の京セラ本社見学、京セラファインセラミック館ではなく、創業者の稲盛和夫氏のフィロソフィーを学ぶ稲盛ライブラリーとしました。
約2時間半にわたり稲盛ライブラリーを見学し、その後30分ほどで本社と京セラ美術館も見学しました。京セラの広報担当者が全コースを案内してくださり、いろいろ詳しく解説していただきました。稲盛ライブラリーでは、まず、稲盛氏の経歴と京セラの企業概要についての中国語ビデオをプレゼンテーション・ルームで鑑賞し、その後、1階の総合展示、2階の技術と経営、3階の思想、4階の社会活動、5階の出版物と受賞歴などを順次に見学しました。特に、「敬天愛人」というフィロソフィーの真髄を貫く京セラの経営理念(社是)が学生諸君の心底に響くとき、それぞれが企業経営のより上位の次元を理解することになるでしょう。
実際の現場に足を運び、自分の目で確かめ、本当の日本企業や社会を理解することが非常に大切です。いい勉強と体験になるかと思いますが、みなさん、次の授業で見学レポートを提出し、自分の理解と所見をクラス内でちゃんと発表してくださいね。(姜記)
2014年09月07日 |カテゴリー:お知らせ
2015-2016年度募集要項(英語版)を掲載いたしました。残念ながらネイティブ・スピーカーのチェックを受ける余裕がなく、内容に意味不明な点や誤解を招く表現などが多々あろうかと思いますが、至らぬ点はできる限り改善していきますので、よろしくお願いいたします。
PDF版募集要項(英語版)は -> こちら
We have uploaded Application Guide for 2015-2016. Although there are many who can check the Chinese version in our staff, there is none who can do the same to the English version right now. So, it must contain many sentences which need to be corrected, but we will improve it little by little. We hope this could be a first step toward the goal of informing fully about us in English.
-> 2015-2016 Application Guide